- 機体制作2021.09.22
【事例】腰への負担が少ないドローン収納用ケースの製作
中型サイズのドローンを収納する木箱を製作しました。
一般的にはハードケースで制作することが多いのですが、ケース単体で10kg近くなることもあり、弊社ではあえて木箱で制作を提案しています。
現場で使うことや、輸送も踏まえて少し大きめのキャスターをつけています。砂利道では動けませんが、通常の現場であれば簡単に動かせるようにしています。
上蓋に加えて、手前のパネルが半分外れるため、中腰でドローンを出したり入れたりする時の負担がかなり軽くなりました!
これはハードケースでは実現できない木箱ならではの特徴です。
ですが、木箱の弱点は雑に扱うと傷んでしまうことです。弊社で制作した木箱ケースで古いものは3年くらいです。端部が欠けたりしてはいますが、テープ等で補修して使っています。少し注意が必要です。
この木箱、サイズが220サイズを超えるので配送は佐川急便の飛脚便になります。東北まで送ると片道8000円程度です。
製作費は参考ですが4万円程度です。岐阜県各務原市内の「長谷川家具工房」で注文製作できますので、興味のある方は工房へお問い合わせください。
TEL:058-370ー8508
「ドローン用の箱を作ってもらえると聞いたんですが」とお話いただければ通じます!
- 機体制作2018.10.15
スピーカ付きドローンの製作
Tarot社のフレームにメガホン型の市販のスピーカーを取り付けました。
制作上の条件としては
・300m先まで音が届くこと
・ユーザー側が用意した音を再生できること。
・DJI社の製品のような操作性を確保すること
でした。
特に3番目の条件は、納入先が既にDJI社のPhantomを使っていたため違和感のない操作性の確保に注意を払っています。
カメラをDJIのZENMUSEにすることも可能ですが、撮影機能に重きは置かないとのことだったで通常のFPVカメラにしています。ZENMUSEにすると写真撮影や映像記録もタブレットから指示を出せるので、よりPhantomっぽいインターフェースに変わります。
バッテリーについては既存のリポバッテリーとDJI製TB48を比較し、充電のしやすさ等からTB48を採用しています。これ以上の機体となると、通常のリポバッテリーになってきます。
- 機体制作2017.04.01
実験用ドローンの製作
通信実験を行うために必要な機器を搭載するために製作しました。
制作にあたっては、機器の搭載スペース及びモーメント計算による重量バランスを考慮したレイアウト、及び防振対策を施しています
フレームサイズ 900
高さ65cm
プロペラ15インチ
ペイロード 設計5kg
バッテリー 6S22.2V10000mAh×2本
制作にあってはCGモデルを制作し、ユーザーと設計を煮詰めていきます
↑防振対策及び機器固定のためにマウントを特別制作しました
(写真には機器が未搭載)
PCを積むため、防振はもちろん各操作系へのアクセスも考慮しています。
↑PCの他にも復数の機器を搭載します
引渡し時には風速5m/sの風が吹いていましたが、安定した飛行でした。
ご依頼から制作~引き渡しまでおよそ3ヶ月程度。
こうしたオーダーメイド的な制作は100万円~からの制作になり搭載物やカスタマイズの程度で変わってきます。
ご相談ください。
- 機体制作2016.11.19
特殊撮影用ドローン
通常のドローンはカメラが下側(機体のお腹部分)に付き、上空から見下ろす撮影が基本となります。
今回の案件は「川面を飛ばして木々の間から見える空や、桜並木を取りたい」というご依頼から製作しました。
用途が明確だがどこに依頼していいかわからない、という案件こそご相談ください。
積みたい機材にあわせて最適な提案をします。場合によっては3Dプリンターを使い専用のマウントも製作可能です。
(↑ソニー製レンズカメラ。ジンバル機能付き)
- 機体制作2015.11.04
運搬機能を搭載したドローン
これは当社が試験的に制作した機体で、災害時等に物資を運搬し安全に投下可能なシステムを搭載しています。
機体前方にモニターカメラを搭載し、行き先を捉えながら飛行可能です。
- 機体制作2015.11.04
ソーラーパネル点検用ドローンの制作
太陽光発電施設の点検を行うユーザーからの依頼を受けて制作しました。
ユーザーが普段使っているカメラを搭載できるよう当社でアタッチメントを開発し、導入にあたっては現場での持ち運びのしやすさ、メンテナンス性を考慮し、導入時に検討した条件を満たして納品しました。
納期は1ヶ月程。