林業×ドローンの実証実験始めました
当社では林業の現場においてドローンの活用を進めるため機器を開発し実証実験始めました。架線集材において「リードケーブルの引き回し」と呼ばれる作業は、従来は人の手や簡易ロケットにより行われていましたが、精度や労力の点で改善が必要でした。
そこで当社はリードケーブルを引張し、かつ、投下も可能な機器を開発し、市販のドローンに取り付け実証実験始めました。
実証実験には岐阜県森林文化アカデミー、岐阜県森林研究所の協力を得て、実際のフィールドでの使用感、耐久性、操作性を検証し、商品化に向けて試験飛行を行います。
実証実験のポイントは
・地形による風の影響
・安全に引張できるケーブルの種類
・作業への影響
を検証する予定です。
また、開発した機器は
1.ドローンが運搬したロープ等を遠隔操作で投下が可能
2.市販のドローンに取り付け可能
3.小型軽量
ケーブルの架線、投下に専用のドローンを投入する方法もありましたが、「それ以外」のときは使い道がなく、利用頻度が少ないことはドローンにとってもいい状況ではありません。
市販のカメラ付きドローンで同じ行為ができれば、普段は撮影、必要に応じて架線と使い分けることが可能になります。
発売に関しては7月頃を予定しています。
本件に関するお問い合わせ
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