• お知らせ機体制作2025.05.10

    ドローンで外壁を洗う時代へ

    高圧洗浄ノズル搭載型ドローン、登場





    これまで足場を組んで作業していた外壁洗浄。

    私たちはその常識を変える、高圧洗浄ノズル搭載ドローンを開発しました。

    市販のドローンと高圧ノズルをベースに、独自開発のアタッチメントを用いることで、高所でも安全・効率的に洗浄作業を行える新しいソリューションです。





    市販機材を活用しつつ、安全性と実用性を両立

    ドローンもノズルも、信頼性のある市販品

    本システムは、汎用性・メンテナンス性を考慮して、信頼性の高い市販ドローンと洗浄ノズルをベースに構成しています。

    それに加え、私たちが独自に設計・製造した軽量かつ強固なアタッチメントを用いることで、機体のバランスや飛行安定性を損なうことなく、安全な洗浄作業が可能です。






    足場不要の高所洗浄

    外壁・太陽光パネル・屋上設備など、空からアプローチ

    • 高所ビル・住宅の外壁洗浄
    • 傾斜屋根や太陽光パネルの洗浄
    • 高速道路の高架・看板・鉄塔などの構造物の清掃
    • 山間部や河川沿いなどアクセスが困難な場所での作業



    ドローン洗浄が選ばれる理由

    「効率化」と「安全性」の両立

    • 足場が不要なので設置・撤去の時間と費用が削減
    • 高所作業に伴う転落事故のリスクを回避
    • 作業時間の大幅短縮
    • 複雑な地形や狭いスペースでも対応可能
    • 点検・撮影との連携も可能(同一機体でのマルチ運用)




    カスタマイズ・導入支援も対応可能

    現場の状況に応じたノズルの変更や出力調整、操作支援などにも柔軟に対応しております。

    すでにドローンをお持ちの企業様には、アタッチメント単体の導入もご相談いただけます。






    お問い合わせはこちらから

    導入をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

    実機デモや技術的なご相談も承ります。


    お問い合わせフォームはこちら

  • お知らせ2024.07.19

    岐阜県美術館をWebVRで制作



    岐阜県美術館で開催される「岐阜県青少年美術展」のWebVR制作を弊社で受託し、制作物が公式サイトで公開されています






    技術的には360度カメラを使い、少年部、青年部それぞれ200か所程度で撮影したものを、WebVR化しています
    特徴としては

    ブラウザから閲覧可能で端末を選ばない
    アノテーション(注釈)を追加できる
    自動で動くガイドツアーの導入

    などが挙げられます。

    メタバースと比べて不利な点としては

    他者とのコミュニケーションは取れない
    ギミックや仕掛けがない
    現実の空間に無いものは無い(哲学みたいですが…)

    でしょうか。
    今回は絵画、デザインなどの展示で作品の質感など高精細に表現することもあり360度カメラによるWebVRが適しています。
    これが造形物が8割であれば表現手法は変わってくるでしょう

    ここまで、技術面の紹介ですが、この展示会、普段、美術館になじみのない方でもとても楽しめます!
    私自身そうですが、あまり芸術に理解がないので、「技法」の違いなどわからないのですが、青少年美術展は予備知識なしで楽しめます。
    例えば少年部は幼稚園・保育園のおともだちの絵から中学3年生の作品までが並んでいるので、発達著しい子供たちの表現の変化、人の成長を感じられて、とても楽しいです。
    青年部は高校生の作品となるので、大人顔負けの作品ばかりです。撮影しながら感心ばかりしていました。

    少年部の作品GIF
    (少年部の作品GIF)




    ちょっと見てみたいな、と思った人にこそWebVRがおすすめです!ぜひ、クリックしてお楽しみください!

  • お知らせ2024.06.12

    ドローンの落下分散範囲が計算できます

    ドローンの落下分散範囲?なにそれ?

    令和6年6月10日に改正された「無人航空機に係る規制の運用における解釈について」で言及された
    飛行経路の直下及びその周辺の落下分散範囲に第三者がいないことの確認
    で登場した落下分散範囲を求める計算式を用意しました。このページをブックマークして活用してください。






    ドローンがある初速度と角度で、任意の点から落下する時の滞空時間、到達高度、到達距離などを計算します。ただし空気抵抗を考慮しません。安全率f=3がおすすめです。



    (カテゴリ―Ⅱ(レベル3)飛行の許可・承認申請に関する説明会資料より)






    ドローンの落下分散範囲の計算



    ドローンの落下分散範囲の計算

    以下の公式を使用してドローンの落下分散範囲の計算を行います:

    • 到達距離 \( R \) の計算:

      \( R = \frac{v_0 \cdot \cos(\theta)}{g} \left( v_0 \cdot \sin(\theta) + \sqrt{(v_0 \cdot \sin(\theta))^2 + 2gh} \right) \)
    • 到達時間 \( T \) の計算:

      \( T = \frac{v_0 \cdot \sin(\theta) + \sqrt{(v_0 \cdot \sin(\theta))^2 + 2gh}}{g} \)
    • 最大落下速度 \( V_{\text{max}} \) の計算:

      \( V_{\text{max}} = \sqrt{(v_0 \cdot \sin(\theta))^2 + 2gh} \)
    • 落下分散範囲 \( D \) の計算:

      \( D = R \cdot f \)









    空気抵抗について


    空気抵抗を反映させるには下記のパラメータが必要になります
    ・投影面積
    ・空気密度
    ・物体の質量
    さらに風向・風速なども加味する必要があり、シミュレーションが複雑になるため、本サイトでは空気抵抗を考慮しないモデルを採用しています。
    本サイトでは「落下分散範囲なんてどう考えていいかわからない」というケースで考えるきっかけとなること目的としています。
    安全率f=3としているのは「計算上の3倍で範囲を取って余裕を作る」ためで、構造計算と同じ発想です。
    なお、ドローンのレベル3飛行の許可申請において求められる落下分散範囲の算出には当サイトの計算では不足しますので、ご注意ください。


    更新履歴
    2024年6月13日 投稿

  • お知らせ2023.06.29

    メタバース始めました~NTT「DOOR」編~

    メタバース始めました
    メタバース始めました


    コロナ禍でオンラインコンテンツの価値が高まった流れの中で、メタバースが注目されました。仮想空間内のコミュニケーションが取れるのが大きな特徴ですが、まだまだ「よくわからない」と思われています。かつてのドローンのように。そこでサクラボテクノロジーズでは、中小企業の立場でどんな活用ができるのかを身をもってお話しできるようにするために、メタバース内に拠点を開設しました。

    概要
    プラットフォーム:NTT「DOOR」(ブラウザ型アカウント不要)
    施設:ギャラリー式
    構造:1ルーム
    展示物:動画、ポスター、記事(リンクあり)、3Dモデル(フォトグラメトリ)


    入り方
    下記リンクよりご入場ください(スマホOK)
    推奨ブラウザ:chrome、safari、edge(SNSアプリからのアクセスだとエラーになりやすいです)
    アバター:デフォルトのアバターの背が低いので、成人のアバターに変更をおすすめします

    入場リンク:https://s.door.ntt/gtGo5d4

    利用料は無料です


    地方の中小企業としてどんな活用ができるのか試しながら、今後はその様子を発信していきます
    メタバースはじめました
    メタバースはじめました
  • お知らせ2023.03.29

    オーバーライド機能の後付けサービス「アトカライド」始めます

    オーバライド機能後付けサービス
    オーバライド機能後付けサービス

    サクラボテクノロジーズ合同会社(岐阜県各務原市テクノプラザ)はドローンにオーバーライド機能を後付けするサービス「あとかライド」を2023年4月より始めます。

    修了審査機体に必須機能


    2022年12月からドローン操縦士の国家資格制度が始まり、ドローンの利用がますます普及していく中、登録講習機関が「実地講習」に使う機体の要件として求められる「オーバーライド」機能の必要性が高まっています。しかしながら市販のドローンにはその機能を備えたものが少ないことが課題となっています。小型機については対応も進んできましたが、25KG以上のドローンについてはほとんど対応できていないのが現状です。

    当サービスでは、ドローンにオーバーライド機能を追加するための装置や付属品をご提供することに加えて、専門の技術者による丁寧な調整を行い、オーバーライド機能を安全かつ正確に動作させることができます。修了審査に必要なドローンを手軽に入手することができ、多くの方々にご利用いただけるサービスとなっております。

    ストレスのない応答性

    オーバーライド機能は送信機のトグルスイッチを倒すだけで作動します。画面上でのタッチと違い視線を落とす必要がなく、必要な時に瞬時にストレスなく使うことができ、どんな状況であっても落ち着いて扱うことができます。また、機体側のコミュニケーションランプにより動作状況が確認できるため、操作前~操作~操作後と常に機体を注視できるこだわりの仕様です。修了審査における安全性確保にも貢献します。
    オーバーライド実行の様子
    オーバーライド実行の様子



    特許技術の活用


    本サービスに至った背景として、オーバーライド機能を活用し高圧鉄塔にドローンで架線する特許技術を取得しており、すでに3年以上運用していることがあります。本サービスはそのノウハウ及び製作したオーバーライドユニットを活用した事業となります。
    過去記事:特許取得しました

    対象となるドローン


    Futaba製送信機(S.bus又はS.BUS2)により操縦が可能なドローン全般

    サービスに含まれるもの


    ●オーバーライドユニット
    ●追加送受信機
    ●コミュニケーションランプシステム
    ●取付調整
    オーバーライド機能のコミュニケーションランプ
    オーバーライド機能のコミュニケーションランプ


    価格


    25万円(税別)


    サービス提供の流れ


    〇まずはご相談ください
    下記フォームまたは問い合わせダイヤル(050-5443-6123)からご連絡ください。機体の状況を伺い、実装が可能状態であるか確認します。

    〇実装までの流れ
    機体預かり → 実装作業 → 動作テスト → 引き渡し 



    納期


    最短1週間程度、機体状況によって4週間程度となります。
    弊社持ち込み、弊社渡しとなります。別途有料になりますが配送の手配も可能です。

    デモ機について


    弊社までお越しいただければデモ飛行は可能です、ご相談ください

    よくある質問


    質問:オーバーライド機能を作動させたときはどのような挙動になりますか
    回答:送信機に割り当てたスイッチを操作することで、操縦する主体(「操縦権」)が変わります。操縦権がない送信機からの信号はフライトコントローラは受け付けません

    質問:操縦権のある・ないはどのように確認できますか
    回答:機体側のランプにより視認可能です

    質問:現在の機体機能に制約はありますか
    回答:基本的なフェールセーフ機能はそのまま引き継がれます。

    質問:機体に搭載している機器をPWM信号で送信機からコントロールしています。それらも操縦権が変わった場合に操作可能でしょうか
    回答:現在の仕様は修了審査で用いる機体を想定しており、追加で操作可能な機器は1chのみです。ご要望が多くなれば改良型で実装も検討します

    質問:追加の送信機は持ち込みでも可能でしょうか
    回答:Futaba14SGクラス以上であれば対応できます


  • お知らせ2023.03.20

    【事前登録受付中】農業用ドローンのレンタルサービスを開始します

    サクラボテクノロジーズでは農業現場を広がるドローンの利用をサポートするため、以下の農業用ドローンのレンタルを始めます



    ■ラインナップ
    〇薬剤散布機(10リットル型、5リットル型、6リットル型)
    〇粒剤散布機(容量5リットル)
    農業用ドローンのレンタル
    農業用ドローンのレンタル


    農業用ドローンのレンタル
    農業用ドローンのレンタル


    農業用ドローンのレンタル
    農業用ドローンのレンタル


    ■サービス概要
    整備済の農業用ドローンを手間なく必要な時に利用でき、レンタル費用には保険、輸送費、洗浄費用が含まれておりユーザーは追加支出なく利用ができます。

    ■サービス特徴
    オンラインで申し込み可能
    機種ごとのライセンスや講習は不要
    対人対物保険と機体保険がセット(免責あり)
    希望者には事前に飛行許可に必要なドキュメントを送付
    レンタルは4日間が基本、条件を満たせば1日からの利用も可能
    機体ごとに動画マニュアルが用意される
    法人、個人どちらもOK
    利用開始日の前日到着

    ■ドローンが足りない時こそレンタル
    「もう1台あれば」というシーンはドローンに限らず機器を使う現場ではよく発生します。ピーク需要にこたえて購入してしまうと、維持管理が重荷になってしまいます。そういう時こそレンタルでピーク需要をこなしつつ、コストを抑えることで、事業の生産性とキャッシュフローが改善されます。機体は整備済、保険も付帯されていて、使ったら返すだけという手軽さは一度使ったらやめられません。

    ■ラインナップ
    10リットル機(Flight-AG)
    5リットル機(sinochip DT-4)
    6リットル機(EFT-G06)
    粒剤散布機(DJI)

    ■機能
    定番のAB点モードはもちろん、現場でテザリング等でネット接続すればMapを使った自動飛行も可能です。動画マニュアルも付属。

    ■サービス提供エリア
    本州、四国、九州

    ■ライセンス提示で割引
    ドローンスクールで「物件投下」「危険物運搬」のカテゴリーでライセンス取得された方は10%OFF!

    ■レンタル価格
    10リットル機(Flight-AG) 88,000円
    5リットル機(sinochip DT-4) 77,000円
    6リットル機(EFT-G06)77,000円
    粒剤散布機(DJI)未定
    いずれも4日間利用の金額

    ■セット内容~
    ドローン本体
    バッテリー3セット(オプションで追加可能)
    送信機1台
    バッテリーチェッカー
    充電器
    マニュアル


    ■返却
    ドローン本体用の箱、付属品箱の計2つに伝票を張りお近くのヤマト運輸に持ち込むだけで完了です。


    ■練習用の貸し出しもあります
    5リットル機に限り練習用(薬剤を使わない)として
    24,000円(税込み、送料別)
    で提供します。ぜひご活用ください

    専用サイト

    ■取次店募集中
    レンタルサービスの窓口になって頂ける店舗、事業者も募集していいます




  • お知らせ2023.03.16

    【募集】クリエイター育成プログラム”サーキットで作品を作ろう”

    サーキットで作品を作ろう
    サーキットで作品を作ろう

    「普段と違う環境で作品を作りたい」
    「ポートフォリオを充実させたい」
    「作品作りにチャレンジしたい」


    クリエイターなら誰しも常に意識していることだと思いますが、クライアントワークに忙しくなかなか踏み切れないですよね。言いかえれば場が提供されればそこに向かってクリエイティブを進められる、という方もいると思います。
    自主制作は金銭的な対価というのは得られませんが、一般的には次のような特徴があります

    1.スキルアップにつながる

    自主制作を通じて、クリエイターは自分自身のスキルアップにつながります。自分のアイデアを形にする過程で、新しい技術や表現方法を試みることができます。また、自分自身で制作することで、クリエイターのスキルやセンスが磨かれ、成長につながることがあります。

    2.アイデアの実現が可能になる

    自主的に作品を作ることで、クリエイターは自分のアイデアを自由に実現することができます。制作のための予算やスケジュールに縛られることなく、自分の思い描いた形に近づけることができます。

    3.新しい才能やビジネスチャンスにつながる

    自主制作を通じて、クリエイターが自分の才能やセンスを発揮することで、新しいビジネスチャンスが生まれることがあります。また、自分自身で制作した作品が評価され、新しい仕事の依頼が舞い込むこともあります。

    4.自己表現の場が拡がる

    自主制作を通じて、クリエイターは自己表現の場が拡がります。自分自身が制作した作品を公開することで、多くの人に自分自身のスタイルや世界観を伝えることができます。


    そこで、サクラボテクノロジーズではヤリスカップ参加企画に連動しクリエイター育成プログラムを始めます。
    第一弾としてサーキットを舞台にした作品作りの場を提供し、普段は入れないパドックやレースの裏側で起こるドラマを映像や写真で作品にしていただきます。
    映像を残したいチームと作品を作りたいクリエイター、それぞれがWin-winとなることを願っています


    概要


    対象分野:動画クリエイター又はフォトグラファー
    対象者:作品作りにチャレンジしたいクリエーター全て
    対象となるサーキット:鈴鹿サーキット(決定)、富士スピードウェイ(予定)、岡山国際サーキット(予定)
    参画方法:説明会参加後に送るリンクからエントリー
    待遇:宿泊場所の提供、パドックパスの提供
    作品の取り扱い:制作者に帰属し、弊社(BEHIND THE TRACK PROJECT)とチームに対し利用許諾契約締結


    説明会


    日時:3月23日19:00~
    会場:ZOOM
    参加申込み:https://forms.gle/A4AvJ4KPFnUUZrjy5


    メッセージ


    参加を希望する皆さんへ
    私たちは、クリエイターのスキルアップが地域や社会を面白くすると信じています。このプロジェクトにみなさんが参加することで、自分のクリエイティブな能力を向上させ、将来的には自分自身の地域や社会に貢献することができるようになるでしょう。
    加えて、このプロジェクトでお互いにとって良い関係を築くことを大切にし、参加者同士が助け合い、刺激し合いながら成長できるような環境で皆さんと一緒に素晴らしい作品を作りたいと思っています。
    「自分にはハードルが高いかな」と思ってしまった人もいるかもしれませんが、スキルアップを望む人ならだれでも歓迎します。経験の浅い方でも、意欲があり、クリエイティブなアイデアを持っている方であれば大歓迎です。私たちは、皆さんが成長するための環境を提供し、一緒にクリエイティブな世界を広げていきたいと思っています。
    最後に、私たちは、経験に応じたチャレンジを期待します。皆さんには、自分自身の能力に応じたチャレンジをしていただきたいと思っています。私たちは、皆さんがより良いクリエイティブな作品を作るために、全力でサポートしていきます。

    このような企画は弊社にとっても初めてのチャレンジです。手探りで進める部分がほとんどですが、「このプロジェクトに関わってよかった」とお互いに思えるような企画になるよう取り組んでいきます

    若きクリエイターの皆さん、ぜひ一緒にクリエイティブな世界を広げていきましょう!

  • お知らせ2023.03.09

    【ヤリスカップ2023】スポンサー始めました


    サクラボテクノロジーズは2023ヤリスカップ(主催:TOYOTA GAZOO Racing)に参戦する國枝 惣一郎(くにえだ そういちろう)選手をスポンサードすることとなりましたのでお知らせします。
    Photo:國枝選手提供


    ヤリスカップとは




    トヨタ自動車のコンパクトカー「ヤリス」のみで競われる競技で、車両は決められたレギュレーションの中で走行することになり、ドライバーのテクニックが大きく影響するカテゴリーとなります。詳しくは公式サイトをご覧ください
    2023年は3月の鈴鹿サーキットを開幕戦として、富士スピードウェイ、岡山国際サーキットを転戦しシリーズ選が展開されます。

    サクラボは何をする?



    2023年のスポンサードは

    車両ラッピング
    デジタル技術の試験投入
    クリエイティブ制作

    の3本で活動します。レースの後方支援を主としてドライバーとレースを盛り上げていきます。チームとドライバーがレースに集中するためクリエイティブ面が手薄になりがちです。レースの成績に直結する活動ではありませんが、弊社がサポートすることでレース活動に「クリエイティブな楽しさ」を付加し、関係者のモチベーションアップに繋げていきます。

    GR鳴海μサクラボYaris
    GR鳴海μサクラボYaris


    GR鳴海μサクラボYaris
    GR鳴海μサクラボYaris


    クリエイター育成プロジェクト


    本企画と連動して、若手クリエイター育成プロジェクトを立ち上げます。レースというシナリオのない現場をフィールドにクリエイターの作品作りの場の提供、講師による若手の育成を行い、レースシーンをクリエイティブ面で盛り上げていきます。こちらについては改めて参加希望者向けの説明会を行います。


    「日々の活動に刺激を」


    今回のスポンサードについては兼ねてよりお付き合いのあった國枝氏からのアプローチと弊社側の環境が丁度よくマッチングできたこともあり取り組むことにしました。ワンメイクレースというとほのぼのしたイメージもありますが、参加するチームドライバーの熱意はとても熱く、これまで2戦ほど観戦しましたが、競技の場の面白さを目の当たりにしました。弊社事業とモータースポーツの直接的な関連はありませんが、競技の場におけるテックの活用はとても興味深く(皆さんが思うよりDXしてます)、こちらも刺激になりますし、逆にドローンやVRで培ったノウハウや知見の転用も可能に感じており、関係者とコミュニケーションを取りながら取り組んでいこうと思います。
    加えて、若手クリエイターの参画も促しながら、関係者にとって刺激になるような活動を企画してまいります
    代表:櫻井優一


    本件に関する問い合わせはコチラ

  • お知らせ2022.12.04

    【ドローン架線】特許が認められました

    ドローンを使って高圧鉄塔に架線する技術が特許として認められましたのでお知らせします

    ドローン延線特許証.pdf


    【発明の名称】 無人飛行体の操縦者交代システム、無人飛行体の操縦者交代システムを使用したパイロットロープの延線方法及び最終ロープの撤去方法
    【特許権者】 株式会社ヒメノ(名古屋市東区)
    【発明人 櫻井優一(サクラボテクノロジーズ合同会社代表)

    ドローンを使った高圧鉄塔への架線をより確実に安全に実施するため、株式会社ヒメノ(名古屋市東区、総合建設業)と試行錯誤を重ねてきました。特許は現在の技術で実現できなくても認められるケースはありますが、本件に関しては必要な実証試験を重ね、技術として実用性も含めてめどが立った2019年に特許申請が株式会社ヒメノから行われました。

    ドローンによる延線作業
    ドローンによる延線作業


    その結果、 2022年11月16日付でとして特許が認められたのでお知らせします。サクラボテクノロジーズとしては、本特許に係る技術開発及び実証実験を共同で行ったとして代表である櫻井が発明者として登録されました。

    引き続き日本の電力インフラをドローンで支えていきます

    塔上作業


  • お知らせ2022.11.07

    機体売却のお知らせ 延線用ドローン(2022年11月)

    延線用ドローン
    延線用ドローン

    ドローンを使ったケーブル延線作業に特化した機体を売却します。


    1.特徴

    操縦交替システムの搭載で長距離延線で「出発側」「到着側」のどちらも目視内飛行が可能になり、作業の安全性が格段にあがります

    通常、操縦は一人で行うため、延線距離も通信の範囲が最大値になります(線種とペイロードにも影響されます)が、操縦者交替システムを搭載しているため、距離を2倍にすることが可能です。加えて、常に目視内になり、搭載されたカメラに頼らない飛行が可能となります。送信機は品質に評判のあるFutaba製です。
    一般的な操縦イメージ
    一般的な操縦イメージ


    交替することで距離を2倍、安全性も確保
    交替することで距離を2倍、安全性も確保



    2.使い方

    一般的なドローンと操縦は同じです。操縦を切り替えることを弊社では「主導権を奪う」という表現をしていますが、その操作はプロポ右奥のトグルスイッチにより行います。Futaba系の送信機を使っている方ならすぐになれます
    主導権を奪う瞬間
    主導権を奪う瞬間



    3.延線能力

    気になる延線能力ですが、ドローンの基本スペックを整理します
    飛行時間:18分(22.2V16000mAhバッテリ1本)
    通信距離:400m~600m(単独)
    ペイロード:4~5kg

    1.2mmほどのナイロンロープを考えると500mで概ね900グラム程度です。ドローンのペイロードだけを考えれば十分に可能な重さですが、実際はロープに風荷重が載るので、200~250メートルくらいまでが安全に運用できる径間になります。追い風、下りとなると+50mくらいは伸びます。
    操縦が交替できる特性を生かし、長い径間を飛ばすのであればテグスのような軽めの素材が向いています。ただし、軽いがゆえに風でたれが伸びてしまうこともあるので、送り出しは注意が必要です。

    3.延線ドローンセット内容

    本体 1台
    送信機(Futaba14SG) 2個
    バッテリー(22.2v16000mah) 1個
    追加バッテリーはamazonnでも手に入ります。修理についても対応可能です。

    4.価格

    450000円+消費税
    銀行振込又はクレジット支払いも可能です

    お問い合わせはフォームまたは058-379-5900までお気軽にご連絡ください

    こちらからお問い合わせ日程をリクエストできます
  • お知らせ2022.10.16

    ビジネスフェア2022、ご来場ありがとうございました

    しんきんビジネスフェア2022
    しんきんビジネスフェア2022

    10月13日に開催された「第17回しんきんビジネスマッチング ビジネスフェア2022」に出展させていただきました。
    サクラボテクノロジーズのブースを訪れていただいたみなさま、ありがとうございました。

    今回は準備中の新サービスのご紹介(パネルと映像)を中心にしたブース設営をさせていただきました。
    話題提供として人気テレビ番組「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)で弊社が撮影した場所を日本地図に落としたロケマップや過去番組の配信をさせていただきました。番組の認知度に助けられ、話のきっかけとしてたくさんの方と交流ができました。




    今回、出展コメントで「メタバース、始めました」と掲載したため、このキーワードでブースを訪ねていただいた方もちらほら見受けられ、東海地方でも関心が高いことがわかりました。中小企業や地方自治体がどう付き合っていくのか?についてはまだ事例がないためみなさん距離の取り方がわからない、というようです。これについては近日中に弊社からもリリースとあわせてコラムとして投稿させて頂こうかと思っています。



  • お知らせ2022.09.06

    【更新】「飛来君一号機」再販のお知らせ

    飛来君再販のお知らせ
    飛来君再販のお知らせ

    ケーブル架線等をドローンで行う時の安全装置としてご好評をいただきつつも、販売を終了した「飛来君一号機」ですが、数量限定で再販することとなりました。販売終了後もお問い合わせをいただいており、製作のための部品が調達できたため再販いたします。

    【従来品との変更点】
    バッテリー上がり防止機能
    DIPS改造申請用の資料添付
    本体価格を89000円→95000円(税別)に変更

    【販売数量】
    ※2023年4月現在 4セット提供可能


    【価格】
    95000円+消費税
    送料込みでの金額となります!


    【メンテナンスプログラム提供中】


    内蔵のリチウム電池は繰り返し充電に対応していますが、経年による劣化やセルエラーが起こることもあります。
    2~3年程度からトラブルが出やすくなりますので、バッテリー交換を含めてメンテナンスプログラムを提供しています。

    〇内容
    ・内蔵バッテリーの新品交換
    ・内部クリーニング
    ・ピンボルトの交換
    上記、往復送料別で8500円(税別)

    バッテリー以外はメンテフリーの構造ですが使用条件によって差が出てくることが確認されています。バッテリー交換と合わせてご検討ください。
    飛来君一号機のレンタルもありますので、購入前のテストにご利用ください。
    https://peraichi.com/landing_pages/view/hiraikun

    【お問い合わせ】
    お問い合わせフォームまたは050-5443-6123まで
  • お知らせ2022.08.03

    夏季休業のお知らせ


    下記のとおり休業とさせて頂きます

    2022年8月12日から16日

    期間中のお問い合わせはフォームよりお願いいたします
  • お知らせ2022.07.14

    【公開】美術展VRの制作

    岐阜県美術館で開催された「令和4年度岐阜県青少年美術展」のバーチャルミュージアムを岐阜県からの受託によりサクラボテクノロジーズで制作しましたので、事例としてご紹介します

    【青年部】



    【少年部】


    岐阜県からのリリース

    今回はMATTERPORTというVRスペースを利用した制作になります。展示物の掲出から公開までの期間が短いケースにはマッチする仕組みです。

    岐阜、名古屋エリアを中心にご提供しております。ウェブ制作会社向けに代行も提供していますので、特に短期間でのVR制作をご検討の際はお気軽にご相談ください。

  • お知らせ2022.06.16

    ドローンの修理受付サイトを公開しました

    ドローン修理
    ドローンの修理を希望されるお客様向けに専用の受付サイトを用意しましたのでお知らせします。
    サイトでは修理事例の紹介や、参考の金額を掲載しています。
    コチラからどうぞ

    個人、法人問わず対応しており、修理中のレンタル機も貸し出し可能です
    岐阜、名古屋エリアでドローンの修理でお困りならご相談ください。

  • お知らせ2022.04.28

    ドローンの廃棄証明書、発行してます

    ドローンを処分したことを証明する「廃棄証明書」をご依頼に応じて発行しています。(ただし、お取引に関連する場合のみに限っております。)
    廃棄証明書
    廃棄証明書


    マニフェスト制度とは異なりますが、下記のようなケースに発行しています。
    ・修理が不能となり保険会社に対して提出するため
    ・古くなり処分をするが社内において資産の取り扱いとなっていて、手続きに必要となるため

    なお、お取引に付随する業務のため費用は頂いておりませんが、取引がないケースは証明書の発行のみは行っておりませんので、ご注意ください。
    弊社で新規にご購入いただく場合などは発行可能です。

  • お知らせ2022.04.26

    【価格改定】セキュリティ重視!Autel Robotics社製ドローンEVOIIの紹介

    ※国際的な為替相場の変動により提供価格が変更となりました。

    空撮に最適な8K/6Kで撮影可能で、利用時にネットワークに接続しないセキュアな設計が特徴のAutel Robotics社製ドローンEVOIIの取扱いを開始します
    Autel Robotics社製ドローンEVOIIの取扱いを開始
    Autel Robotics社製ドローンEVOIIの取扱いを開始



    EVO2
    EVO2

    世界でも革新的なドローンを開発・展開するAutel Robotics社(以下「オーテル 社」)製の世界最小クラスの8K/6K動画撮影が可能なドローン「EVO II」シリーズの取り扱いを開始します。これまで民生用のドローンのほとんどはDJI社(中国)の製品が使われてきました。ドローンの草分け的な存在で、使いやすくコンパクトで、価格も手ごろで壊れにくいこともあり大変人気で弊社業務でも主力となっています。ですが、セキュリティ面で一部不安がささやかれており、用途によっては適さないケースも出始めていました。

    【セキュリティが強い】


    取り扱いを開始することとしたAutel Robotics社製「EVO II」シリーズのドローンは運用もスタンバイ時もネットワークに接続することないため、飛行情報や撮影情報がどこかに漏れる心配がなく、高いセキュリティー性も確保します。DJI製ドローンもオフラインモードにすることで同様の運用は可能ですが、設計の前提条件が違うため、安心感が違います。

    【高い飛行安全性と業務利用にも耐えるスペック】


    オーテル社製「EVO II」シリーズは、折りたたみ式として世界最小クラスの8K/6K動画撮影が可能なドローンで、プロ・アマ問わず空撮シーンに最適な性能を有しています。加えて、360°障害物センサー搭載、ターゲット自動追跡、最長40分の飛行時間など高度な機能が統合されています。既存のDJI製品からの乗り換えからでもそれほど違和感は感じないでしょう。

    【点検を可能にする赤外線カメラ】


    可視光と赤外線のデュアルカメラ搭載機種「EVO II DUAL」もラインナップし、防災・救援、点検・計測などの産業分野での活用も期待されます。シリーズを通してカメラ部分の交換にも対応する設計で、用途に合わせて組み替えることも可能です。ここがDJI製品と少し異なる特徴です。DJIもMatriceシリーズではカメラ交換が可能ですが、Mavicシリーズは対応しておらず、コンパクトサイズでカメラ交換が可能なので現場での作業性が向上します。

    【国内対応&サポート】


    今回国内で提供する商品は、日本国における技術基準適合証明(技適)承認済みですので安心してご利用頂けます。更にご購入後も、メールサポートや日本語マニュアルの提供、各種保証プランなど充実したアフターサービス提供します。

    【短期レンタルプラン、長期リースプランもご用意】


    法人のスリムな経営をサポートするためのプランをご用意しました。
    ・試しに使ってみたい
    ・DJIと比べてみたい
    というケースには短期レンタルを、
    ・メンテナンスや保険のストレスを減らしたい
    ・いつも安定した状態で運用したい
    という使うことに注力したい法人向けに保険、メンテナンス、定期的なバッテリーの更新を含んだリースプランもご用意しています。




    【価格一覧】

    全て税別
    AUTEL Evo2シリーズ価格表
    AUTEL Evo2シリーズ価格表




    【お問い合わせ】
    サクラボテクノロジーズ合同会社 ドローン事業部
    058-379-5900
    info@39labo.jp



  • お知らせ2022.03.30

    AutelEvoシリーズのレンタルができるようになりました


    これまで対面取引のみでご提供していたドローンのレンタルですが、オンラインでの予約申し込みが可能になりました。
    https://www.d-pit.shop/
    第1弾としてAutelEvo2シリーズから提供します。飛行に必要なセットと賠償責任保険、機体保険がセットになっており、法改正に伴う機体登録済です。

    AutelEvo2 標準セット 19800円~
    AutelEvo2 Pro 標準セット 19800円~

    【ご利用条件】
    法人・事業主に限ります

    一般ユーザー向けのレンタルサービスは現在、準備中で、4月中旬から開始予定です。
    https://www.d-pit.shop/
  • お知らせ2022.03.01

    【公開】飛騨高山の「高山陣屋」をVRで楽しもう

    観光地で有名な飛騨高山にある「高山陣屋」がバーチャル高山陣屋になり、スマートフォンから楽しめるようになりました!
    岐阜県からの受託で弊社が制作させて頂きましたのでお知らせします。



    VRゴーグルが必要?


    VRというと大きなゴーグルが定番ですが、スマートフォンやパソコンからそのまま楽しめます。Googleストリートビューのように行きたい方向をタップするだけで進めます。
    PC画面で入場するGIF


    自由に移動できるので、普段は柵等で入れない空間へも入ることができます。もともとは「御役所」だったので、視点を変えて当時の御役人になった気持ちで部屋を見てみるのもいいかもしれませんね。

    ドールハウスさながらの陣屋


    画面左下の図形マークをクリックするとドールハウスのような視点に代わり、マウスや画面タップで大きくしたり、覗いたりできます
    ドールハウスのような陣屋
    ドールハウスのような陣屋


    このほかに「フロアマップ」から見たい部屋に移動したりもできます。

    VR限定の部屋が?


    普段は観覧エリアとして公開されていない「浴室」「茶室」「2階」「3階」があります。
    2階は窓が大きく、中庭が楽しめますので、ぜひ、たどり着いてみてください。
    中庭から見る御居間
    中庭から見る御居間


    テキストや動画のガイダンスも


    とことどろこにある丸いボタンには解説や動画が埋め込んであるので、「見てるだけではよくわからない」時にタッチしてみてください
    ポップアップで説明あり

    簡単に見るならルームツアーがおススメ

    左下の△マークを押すと自動で案内する動画が始まりおススメコースへ見ているだけでご案内します
    ここにツアー再生ボタンがあります
    ここにツアー再生ボタンがあります


    ツアーの一部
    ツアー再生の一部
    ツアー再生の一部


    まだまだ寒いですが暖かくなったらリアルな陣屋にも足を運んでみてください
    2月末はまだまだ雪が多かったようです(インスタグラムより探しました)



  • お知らせ2021.06.05

    バーチャル〇〇はじめました

    オンラインで価値を届けるバーチャル事業を企画~制作~集客~保守まで一貫して提供します

    企画:実現したいテーマや内容のヒアリングから最適な空間手法の提案を行います。弊社では「サブスクリプション型」「ストック型」のどちらかを軸に検討を行います。これは用途・期間・予算から総合的に判断します。

    制作:空間制作に必要な計測・撮影を専用機材にて行います。

    集客企画:バーチャル空間は制作しただけでは、アクセスを促すのが難しいため、企画段階から集客戦略を立案します。

    保守:バーチャル空間は「資産」です。固定資産税の代わりにサーバー費用やコンテンツの更新が発生しますが、訪れた人にいつも「最新」をお届けするためのサポートをしています。

    ドローンを活用した上空と地上をクロスするような空間も可能です!


    例:ハザードマップの可視化

    http://www.tug-d.com/mirailab_gallery/kekai/

    例:アートギャラリー(展示物を360度回してみることが可能)

    https://www.tug-d.com/mirailab_gallery/antique_gallery/


    制作はPHOTOーVR、CG-VRなど状況と予算に応じてご検討いただきます
    【概算金額】
    サブスクリプション型PHOTO-VR1フロア30万円~
    ストック型PHOTO-VR 1フロア150万円~
    ストック型CG-VR 300万円~


    お気軽にご相談ください
    サクラボテクノロジーズ合同会社
    058-379-5900
    info@39labo.jp
  • お知らせ2021.04.12

    飛来君、生産終了のお知らせ

    現場で活躍する飛来君
    現場で活躍する飛来君
    2017年の発売以来.林業や送電工事の現場のドローン延線の作業用や安全装置として好評をいただきました飛来君1号機ですが、Futaba製送信機の生産終了に伴い、現在の在庫分をもちまして販売を終了させていただきたいと思います。一件のお問い合わせから生まれた製品ですが、微力ながらもドローンの活用の幅を広げられたと信じています
    また、製品の開発にご協力いただいた岐阜県森林文化アカデミー杉本先生にはこの場を借りてお礼を申し上げます。
    林業の現場ニーズから生まれた製品ですが、販売先のほとんどは電力・送電事業者のみなさまでした。本当にありがとうございます。

    海外のECサイトで安く売られている類似装置等もありますが、あえて飛来君1号機をご要望いただいた皆様には大変感謝しておりますし、きっと現場でご活用いただけていることと思います。架線作業時の施工計画に安全対策ツールとしてもご利用いただいていいました。
    強風時の安全対策
    強風時の安全対策


    なお、バッテリーの無償交換は引き続き対応させていただきます。また、販売は終了しますが、レンタル提供は引き続きさせていただきます。今後、飛来君1号機の利用にご興味がある事業者の方におかれましてはレンタルサービスをご活用ください。

    注意:飛来君は架線作業を想定していますので、物件を垂直にぶら下げる運搬用途には使いにくい構造となっております。ご注意ください。

    飛来君サイト

  • お知らせ2021.02.08

    【公開】研修対応型クロスパーテーションの製作情報を公開提供します

    クロスパーテーション公開
    クロスパーテーション公開

    研修等のグループワーク対応クロスパーテーションを考案し試作したので製作データを公開提供します。

    公開内容

    製作図(PDF,JW-CAD形式)
    部品リスト


    寸法図 木製の部材図面[/caption]

    【PDF版】
    【成果品】木製の部材図面01

    【成果品】木製の部材図面02

    製作した経緯

    弊社が岐阜県より受託している事業の中でグループワークを伴う研修会が含まれていました。感染症が収束しない中での開催となったため、グループワーク可能なクロスパーテーションを製作し研修会を実施しました。
    クロスパーテーション
    クロスパーテーション

    クロスパーテーションを使った研修の様子
    クロスパーテーションを使った研修の様子


    “すき間”が必要

    研修でパーテーションを使う時に求められるのは通常の飛沫感染に加え、グループワークでやり取りするシートやアイデアを書き込んだ付せんのやり取りなどをする「すき間」が必要です。市販品にもクロスパーテーションはありますが、下にすき間がある製品はほとんどありません。このクロスパーテーションは下に空間を作ることで研修に対応させています。サイズは120×120ですが、分解可能なので会場ごとに運搬して、セッティングすることが可能です。おそらく常設で運用するケースはあまり多くないと思われるので、分解前提にしていますが、常設可能な環境であれば、ピンをボルトに変えることでより安定します。

    材料選びの注意点

    アクリル板ですが、予算が許すなら「静電気防止」アクリル板を推奨します。今回はホームセンターで手に入るアクリル板ですが、静電気でほこりや付くので毎回、使用後に吹き上げる必要があります。感染症対策でアルコール消毒も兼ねて行うのであればあまり気にならないかもしれません。

    販売等は予定していません

    このクロスパーテーションを使ったからは製作のリクエストは頂きましたが、このパーテーションを弊社で販売する予定はありません。その代わりに製作データをオープンにすることで、必要とされる方がご自分で作ることができるようにしました。事業者の方がこのデータをもとに製品化していただくことは問題ありません。弊社ではできなかった製品化を実現していただけることは大歓迎です。

    クロスパーテーション手書き風スケッチ
    クロスパーテーション手書き風スケッチ

    グループワーク対応クロスパーテーション
    グループワーク対応クロスパーテーション

  • お知らせ2020.10.09

    取り扱い中の産業用ドローン【2020年】

    現在、弊社で取り扱っている産業用ドローンのご紹介です。DJI製ドローンが中心になるのは、DJIの製品がグローバルに使われており、関連アプリケーションの充実や運用ノウハウが蓄積されており、費用対効果が高いためです。セキュリティに関しては「ローカルモード」を備えており、運用データがユーザーの意図に反して送信されることがないような仕組みがあります。また、それでも不安な場合はデバイス側でシャットアウトも可能になっておりますので、導入の際にサポートさせて頂いています。


    1.カユイところに手が届く!点検・観測業務に特化したMatrice300


    紹介動画がいつもかっこいいDJI産業機のフラッグシップモデルで、通常の可視カメラはズーム機能を備え、赤外線カメラとの併用も可能です。機能や性能はメーカーサイト等でご確認いただけますが、特に優れている点は「デュアルバッテリーによる動力の冗長化」「2オペレーションへの対応」「防塵・防水規格IP67」の3点が安心感を与えてくれます。点検の現場では機器として安定して使える、タフであることが重視されますので、予算が許すのであれば積極的に使いたいモデルです。
    レビュー記事はこちら

    デュアルバッテリーによる動力の冗長化

    これは産業機の標準規格になりつつありますが、ドローンのバッテリーは「プラス極」「マイナス極」を機体に接続してという自動車のバッテリーとは違い、バッテリーに回路基板が搭載されているインテリジェントバッテリーとなっています。これはバッテリの温度管理、充電回数の記録、セルバランス調整とバッテリーを安心して使える機能を実装していますが、基盤制御になるため突然にシャットダウンすることがごく稀にありました。バッテリーをふたつ搭載し冗長化することでこのような、「もしも」に備えるのがMatriceの特徴となっており、安心して使えます。


    2オペレーションへの対応

    これは電力線の保守業務を行っている現場では「待ってました!」と言える機能です。電力線は径間長が600m程度になるケースもあり、目視が難しくなります。ドローンは目視外でもアプリケーションを活用することで目視外でも運用は可能ですが、現場では目視を基本とした運用が求められるため、途中で操縦者を切り替えて、長距離運用がニーズとしてありました。DJIはそうしたニーズを的確に拾って実装し製品化しました。


    防塵・防水規格IP67 点検業務の現場はどうしても埃っぽくなってしまいます。ドローンは密閉されてるようで、細かな隙間等があり点検の際にボディを開けるとうっすら砂誇りが載っていたというケースはよくあります。この誇りが基盤に載り、電気を帯びると誤作動や回路の劣化を早めるので、防塵性能を高めるのは、そうしたトラブルを避けることにもなり、また現場で極端にデリケートな扱いをしなくてもいいという気楽さに繋がります。防水は言わずもがなですが、実はドローンは比較的水濡れに強く、小雨くらいなら問題なく飛んでしまいますが、防水性能の向上は作業スケジュールの柔軟性にも貢献するので助かります。


    定点観測が楽になった!

    現場の定点観測はドローンがない時代からも行われてきましたが、ドローンを使うことでより広い範囲をカメラに収めることができます。いままで、何か所も移動してたのが懐かしいですね。すごく便利なんですが、毎回、同じ場所で取るとはいっても、高さや位置が少しずつ違っていてモニターのアングルを見ながら「こんなもんかな」と撮影することがあるかもしれません。最新のMatriceなら撮影場所とカメラアングルを記録してくれるので、2回目からはほぼ自動でオペレーションしてくれます。自分でオペレーションしてもそんなに難しくないのですが、一度使うと気持ちよくてやめられません。

    Mavic2 enterpriseシリーズ



    空撮機の主力モデルであるMavic2にビーコン、スピーカー、ライトを備えたモデルです。こちらは行方不明者の捜索等のレスキュー現場を想定したモデルになっていますが、基本性能はMavic2と同じです。スピーカーは運用側からの一方的な呼びかけになってしまいますが、相手に状況を伝えたり、行動を促したりと使い方を工夫すると効果的です。カメラが「ズーム」と「サーモカメラ」の2種類があるので、用途によって選ぶことができます。これまで赤外線カメラは大きなドローンにしか搭載できませんでしたが、Mavicに搭載されたことで持ち運びが容易になりました。予算的な事情やMatriceの大きさが煩わしくなるケースであれば、Mavicがお勧めできます。フルセットでも50万円程度で収まります。

    スマート農業の最先端!Phantom4-M



    「M」はマルチスペクトラムカメラの頭文字です。これは人の目には見えない光を図ることで農作物の生育状況を図ることができます。従来はRededge等のカメラを別途機体に取り付けて撮影する方法が主力でした。弊社でも昨年、Inspire1に搭載して、計測業務を行いましたがなかなか使い勝手が難しく、撮影が狙いとおりにできていないこともありました。このモデルならPhantomと同じ操作感、扱いやすさで運用できるためカメラスペックが要求にあったものなら、計測業務がとてもシンプルに行えます。注意点としては取得データと作物の育成状況の相関を把握する必要があることです。

    測量のスタンダード!Phantom4-RTK



    建設現場での測量に欠かせないドローンとなりつつあるPhantom4-RTKです。写真測量に特化した仕様で、地上側GCPをいくつか設置すれば、cm単位の精度で点群データが作成できます。特にこれまでのドローンによる写真測量と異なるのは、Z軸方向の精度が格段に良くなったことです。D-RTKステーションと組み合わせることで、精度向上と作業負担の軽減が図れます。1フライトで4ヘクタール程度は撮影可能です。一度使ったらやめられないくらい便利です。D-RTKステーションと組み合わせて概ね100~140万円程度で導入可能です。レンタルもありますのでお気軽にご相談ください。現地指導も可能です。
    建設会社へのドローン導入支援
    建設会社へのドローン導入支援


    導入前にご相談ください


    法人向けのプログラムになりますが、メイン機材の選定はもちろん、現場で役立つオプションの選択や、ライセンス取得、人材の育成、現場でのオペレーションサポートに加えて、運用に必要な社内マニュアルや施工計画書に取り込める資料作成も行えます。
    「やらなきゃいけないけど、ちょっと面倒だな」というシーンをサポートします!お気軽にご相談ください!

  • お知らせコンサルティング2020.09.15

    (更新)主なドローン導入事例

    弊社がこれまで導入支援させていただいた事例のいくつかをご紹介します。専属の営業スタッフがおりませんので支援先は多くありませんが、売るだけけでなく、導入後のフォローや新しい活用への情報交換等、丁寧なお付き合いを心がけています。

    【高山市役所】
    エンタープライズ機の導入をサポートさせていただきました。高山市では消防署員の訓練カリキュラムにドローンが組み込まれており組織内育成を熱心に取り組まれています。スピーカー付きドローンの即答性の評判がよく、現場での活用により活動に役立つことを期待しています
    高山市ドローン導入
    高山市ドローン導入


    NOVATEK CAMERA




    【揖斐川町役場】
    DJI MAVIC2Proでの導入をサポートさせていただきました。山間部がほとんどとなる揖斐川町では上空からの撮影による情報収集でこれまでよりもより広範なエリアをカバーされるための導入です。すでに消防団への配備も進めており、積極的に取り組まれています。今回は職員2名につき操縦の指導を実施しました。
    揖斐川町
    自治体へのドローン導入

    サクラボテクノロジーズによるドローン導入支援
    サクラボテクノロジーズによるドローン導入支援


    【株式会社ヒメノ】
    電力インフラの保守事業を展開されており、ドローンを使った撮影、調査及びケーブルの展張で活用されています。弊社とは「飛来君1号機」の購入をきっかけにお付き合いさせていただき、販売・修理はもちろん、特注機の開発、特許取得、人材育成と広く支援させていただいています。また現場オペレーションのサポートでも何度か現場へ入らせていただきました。
    DJI製品多数、弊社特注機体、飛来君1号機
    導入機体
    導入機体


    【美濃加茂市(防災)】
    DJI INSPIRE2 すでにDJI社との提携によりPhantom4を導入されていましたが、追加導入で弊社が支援させていただきました。(2017年、2019年)

    ドローン講習風景
    ドローン講習風景


    【高山市(消防)】
    岐阜県内ではまだほとんど導入がなかった頃から活用を始められました。消防本部へ配置するということで、自主的なトレーニングを見据えて支援させていただきました。その後も、組織内で人材の育成を続けられましたが、機体の老朽化に伴い、
    DJI Phantom4→Mavicエンタープライズ
    自治体(高山市)へのドローン導入
    自治体(高山市)へのドローン導入


    【株式会社市川工務店】
    建設現場での活用をいち早く取り組んでこられま、RTK搭載のドローンで測量に活用されています。人材育成からサポートさせていただいていおります。
    (株)市川工務店へのサクラボテクノロジーズによるドローン導入支援
    (株)市川工務店へのサクラボテクノロジーズによるドローン導入支援
    (株)市川工務店へのサクラボテクノロジーズによるドローン導入支援
    (株)市川工務店へのサクラボテクノロジーズによるドローン導入支援


  • お知らせ2020.07.22

    ドローンで安全な物件投下をサポートする「飛来君1号機」のレンタルサービス

    これまで販売用のみで提供してきた「飛来君1号機」のレンタル提供を開始します。
    詳しくは→https://peraichi.com/landing_pages/view/hiraikun

    【関連記事】
    【スマート林業】ドローンを使った列状間伐での架線における必要な現場の仕立て

    ドローンによる展張/架線
    ドローンによる架線


    目次【本記事の内容】



    サービス詳細

    3週間18,000円でレンタル!


    飛来君が届いてから、テスト飛行を行い安心して現場投入ができるように3週間でのレンタルです。「買う前に試してみたい」「単発の業務なのでレンタルで済ませたい」といったニーズにお答えします。
    飛来君1号機のチラシ表面裏面

    ご利用までの流れは
    お申し込み(コチラ)

    見積発行

    ご確認後請求書発行

    入金確認

    発送(利用開始日前日に到着)

    ご利用

    返送

    消耗品もセットで安心!

    レンタル内容品は
    「飛来君一号機」・・・1個
    リモコン・・・1個 ・リング・・・大2個 小・・・4個
    カラビナ・・・1組
    充電器・・・1セット ワイヤー・・・2本

    リングはケーブルの先端に取り付けて、飛来君の本体フックに引っ掛けるため紛失したり、現場での回収が難しいため消耗品費としております。ご安心ください

    最後に


    インスパイア以上の機体であれば余裕を持って運用が可能です。気になる点はお気軽にご相談ください!オンラインにも対応しております

    強風時の安全対策
    強風時の安全対策

    ドローン展張/架線のイラスト
    ドローン展張/架線のイラスト
  • お知らせ2020.06.01

    修理機機体と納品機体のフライトテスト

    Pahntom3の修理

    最近、見かけることがどちらも減ってきたDJI Pahntom3の修理を実施しました。
    Phantom4やMavicを使っている法人ユーザーですが、使い慣れた機体を好む現場のスタッフが居るとのことで修理に入りました。

    カメラを支えるフレームの破損ですが、原因が墜落なので慎重に作業し、テストフライトまで実施しました。








    Inspire2 納品前テスト

    MAVICの性能が向上し、デビューした頃の圧倒的な存在感もなくなってきましたが、レンズにこだわるユーザーからは引き続きリクエストが入るモデルです。
    INSPIRE2正面
    INSPIRE2正面

    INSPIRE2飛行モード
    INSPIRE2飛行モード

    テストフライト中
    テストフライト中


    ココには掲載しませんが、初期設定レポートと添えて納品します。
    慣れない機体だと画面の設定項目の意味がわかりにくいこともあるので、弊社独自で作成してお渡ししています。

    購入、修理だけでなくリースも可能なので法人ユーザーなら何なりとご相談ください

  • お知らせ2020.05.17

    【導入事例】インフラ点検企業向け/Mavic2ZOOM

    サクラボテクノロジーズ では法人向けにドローンの販売および導入の支援を行なっています。オンラインでも簡単に手に入るようになりましたが、購入後のフォローだったり、実際に現場で使っている立場から提案できることもあり、そうした点に魅力を感じてお問い合わせをいただくことがほとんどです。今回は名古屋市内のインフラ関連企業向けに提供させていただきました。

    用途が広いMavic2ZOOM

    Phnatomがほぼ廃盤になり…


    ドローンと言えばPhantomをイメージされるくらいPhantomは機能、性能も良くドローンの普及にとても貢献した機体です。重さは1.5キログラム程度で片手で運べてかつ安心感のある白く丸みのあるボディーは各種センサーが取り付けられたことで安心して現場で使える機体でした。当初は1200万画素だったカメラも最後2000万画素になり、また通信距離も飛躍的に伸び、映像も途切れることなく手元に届いてきた(粘りが凄い!)ので現場で使うツールとしては非常に優秀でした。ペイロードに余裕があったので付属品を取り付けて追加の機能を発揮させることもでき、何かと使い勝手の良い機体です。しかしそんなPhantomも2016年折りたたみアームを備えたマビックプロがリリースされるとそのポジションを奪われることになりました。

    現場を選ばないMavic2


    折りたたんで運ぶことが可能なマビックは収納もコンパクトでかつ性能もPhantom並みとなるとあえてPhantomを選ぶ理由がなくなってしまいました。おまけにカメラ性能もPhantomと遜色ないとなるとマビックを選ばない理由はなくなります。プロペラを広げたときの大きさはPhantomとそんなに変わりませんがPhantomに比べて厚みがないため遠方へ飛ばしたときに見失う事は非常に多くなりました。ですが、手元のモバイルアプリで位置を常に確認できるのでマビックを使う上でそんなに大きなネックにはなりません。そういう状況なので弊社としてもご相談いただくとたいていはマビックをお勧めします。(Phantom4ProV2.0が現在も購入できます)機能が同等で折りたたんでコンパクトに運べてかつ追加でバッテリー買っても費用は抑えられます。弊社でもよほどの事情がないとPhantomを現場に持ちだすことはなくなりますた。軽くて、小さくてズームもできるんですから、Mavic使いますねよ。

    引き渡しは時間をかけます


    弊社では納品前にフライトテストはもちろん行なっており、そのレポート及び設定値一覧も提供しております。また、会社が市街地にあり気軽に練習できない、というケースもありますでの引き渡し時には弊社テストフィールドまでお越しいただくことがほとんどで、そこでひととおりの機能を体験していただきます。口頭で説明するだけだと、実際に現場へ行った時に説明が思い出せないケースもありえるからです。
    オンラインツールを使った相談にも乗っておりますのでお気軽にお問い合わせください!
  • お知らせ2020.01.23

    業用を含む大型ドローン向けプロペラガードのデザインデータを無償公開します

    サクラボテクノロジーズでは農業用を含む大型ドローン向けのプロペラガードのデザインデータを3Dデータ共有サイト「Thingiverse」(運営:Makerbot社)に公開しました。

    目次【プレスリリースの内容】



    拡大する需要に対して取り残されたプロペラガード

    農業用ドローンの多くはプロペラガードを備えていない
    農業用ドローンの多くはプロペラガードを備えていない

    インフラ点検、各種調査、農業、物流と広がり続けるドローン需要を支えるためには運行管理システムや機体の品質確保が求められています。ドローンはカーボンフレームを中心とした軽量なシステムではありますが、回転翼機においてはその推力をプロペラに頼らざるをえません。現在、運用されている大型ドローン(軸間1000mm以上)はプロペラガードのない形式がほとんどで、需要が急拡大している農業用ドローンにおいても100万円以下のドローンではほとんどプロペラガードが取り付けられていません。逆に流通量の多い小型、ホビー向けはプロペラガードが供給されています。
    大型ドローンのプロペラは直径で50cmを超えるものもあり、以前から接触時の対人・対物保護は課題となっていましたが、個々のドローンサプライヤーがそれぞれの機体に合わせてゼロから設計するのは現実的に難しい状況です。

    世界最大の3Dデータ共有サイト「Thingiverse」で提供中


    Thingiversトップページ
    Thingiversトップページ

    そのような状況を踏まえ、大型ドローンで汎用的に使えるプロペラガードのデザインデータを無償公開することで、多様なドローンに対応し、ドローンの普及及び運用に貢献したいと考えました。このプロペラガードのデザインデータは3Dデータ共有サイト「Thingiverse(https://www.thingiverse.com/)」でシェアされています。ここには世界中のデザイナー、クリエイターから様々なジャンルのデータが投稿されており、ユーザーはそれをダウンロードして使うことができます。すでにドローンに関連したデザインがフレームを中心に世界中のユーザーから投稿されておりこのコミュニティにおいてもドローンの注目度が高いことがわかります。
    データのDL:https://www.thingiverse.com/thing:4052867

    現場では工具不要でつけ外し可能


    モーター底部に固定用ベースさえ予め取りつけておけば、以降のつけ外しは工具不要で数分で作業が終わります。ドローンに限らず、現場で工具を探したり、手に持ったりする行為はストスレの原因になります。
    取り付ける様子を動画で紹介します。



    金型を不要とした設計

    3Dデータから出力するため金型が不要
    3Dデータから出力するため金型が不要


    樹脂部品は3Dプリンタを活用することで、高価な金型製作を必要とせず必要な数だけ製作することができます。通常は樹脂製品は金型を使った製作となるため、金型の設計が発生し、少量の製作には不向きでした。このプロペラガードは、樹脂と市販のカーボン材(インターネット通販で購入可能)を組み合わせているだけなの、どこでも、だれでも製作が可能で、プロダクトに有りがちなイニシャルコストの発生を抑えています。

    機体ごとにカスタマイズが可能

    モーターマウント
    モーターマウント

    ベース部のロッド取り付けホール
    ベース部のロッド取り付けホール

    現行のデザインではモーターマウント底部にプロペラガードのベースを取り付け、そこから展開する構造となっています。そのため、取り付ける機体のモーターマウントに合わせてデザインデータを修正するだけで多くのドローンにフィットさせることができます。3DーCADを扱えるオペレータなら容易にデザインができます。また、機体の形状によってはモーターではなくアームにマウントを設置するデザインも可能です。本デザインはモーターを4つ備える「クアッドコプター」に合わせていますが、デザインデータを修正することでより多くのモーターを搭載した「ヘキサコプター」「オクトコプター」形式のドローンに対応します。なお、公開しているデザインデータはETF製のフレームをベースにしています。

    プロペラガード諸元(全て参考値)

    ドローン概観
    ドローン概観

    寸法 1400×1400mm(軸間1100mmのクアッドコプターの場合)
    素材 ABS樹脂及びカーボン
    重量 約1400g
    部品点数 樹脂部品16点 カーボン材20本(Φ5,Φ10)

    二次利用はご自由に


    オープンデータとしていますので商用利用も含めてご活用ください。

    実機の展示

    テクノプラザ本館
    テクノプラザ本館

    下記の期間において展示を行います
    日時:令和2年1月29日,30日 各日13:30~15:30
    場所:岐阜県各務原市テクノプラザ1ー1テクノプラザ本館4階ロビーホール
    サクラボテクノロジーズ合同会社
    サクラボテクノロジーズ合同会社


    お問い合わせ


    サクラボテクノロジーズ合同会社
    TEL058-379-5900
    Mail info@39labo.jp

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  • お知らせ取り組み2019.07.10

    【スマート農業】ドローンで農業を可視化(7月編)

    経験を数値に


    属人的だったノウハウをオープンにして持続可能な農業にしていく。「スマート農業」として取り組まれいてるプロジェクトに共通していることは数値化、見える化で農業をアップデートしていくプロセスのひとつです。

    今回は岐阜県恵那農林事務所と苗木スマート農業協議会、そこ岐阜大学応用生物科学部の田中先生が加わり、現場で感じる成育具合とデータの関連性を調べます。

    人に見えない光を見るカメラ


    今回のプロジェクトは人に見えない光を見ることで成育状況を知ろうとするものです。「人に見えない光って何よ?」と思われた方が多いと思います。私たちが見ているものは太陽の光を反射した特定の光、波長を目で見ています。可視光線、紫外線、赤外線という言葉で表現されますが、全て波長を持っていて。。。と書くとなかなか難しい話になるので深掘りは控えておきます。参考に太陽から届く光のイラストを掲載します。
    人が見える帯域は可視光線と呼ばれていますが、鳥や昆虫はそれぞれの帯域を見ているので人とは違う世界を見ていると言われています


    使用したカメラは「マルチスペクトルカメラ」と呼ばれるもので、それぞれ波長に合わせたレンズを搭載して撮影を行います。撮影データはJPEGとTiffで出力されます

    準備から片付けまで20分?


    今回はこのカメラをドローンにビルトインしたモデルを使いました。このドローンの便利なところは、カメラの制御がドローンに組み込まれているので、カメラ設定もドローンのアプリから行えることです。
    飛行エリアはこのように指定し、パラメーターの設定を行います

    順調にいけば、準備から、飛行、データ確認、撤収までは20分程度ですが、今回は冒頭からトラブルが、、、

    トラブル発生!?


    ドローンあるあるなトラブルが今回も発生しました。DJI系のドローンではかなり減りましたが、他社製だと稀に発生するのは「ドローンが飛ばない」というトラブルです。
    今回はまさにその状況が発生しました。

    使用したのはparrotのbluegrassというドローンでしたが、現場で離陸しなトラブルが発生しました。後日、解明できましたが、ドローンを含め最新デバイスは機能製は高いのですが、プロダクトごとの品質に差があり、いわゆる「当たり外れ」の存在が顕著です。

    次回は違う対策を施して8月に実施です
  • お知らせ2019.02.25

    散布ドローンの導入

    滋賀県の営農組合に農業用ドローンを引き渡しました。

    一次産業における高齢化人手不足から、作業の効率化が求められているようで、今回のドローン導入もその一環であると伺いました。
    すでに組合員が撮影用ドローンを保有し、ドローンを活用する素地で出来上がっており、今シーズンの作付け前に導入に至りました。

    3月に行われる現地デモフライトに立ち会わせていただきます。

    農薬散布ドローン