お知らせ2020.12.28

【動画制作】ぎふの棚田21選


この夏から秋にかけて恵那市三郷(みさと)町の棚田にフォーカスして撮影を行いました。「ぎふの棚田21選」に選ばれている「野井」「佐々良木」の2地区を対象とし、岐阜県より依頼をいただき動画制作させていただきました。



農村景観のわき役たち


恵那市は「坂折棚田」や農村景観日本一と評判のいい岩村富田地区など絵に描いたような美しい景色があります。春の代掻きから始まり、水を張った水田や、初夏の緑が美しい季節を過ぎ、黄金色に輝く収穫期とどの季節も本当に美しい景色が広がります。実はこの美しい景色、水田の中だけで成り立っているわけではなく、その周りの「手入れ」があってこそなんです。その一例が「草刈り」です。大変地味な作業ですが、放っておくとどんどん伸びてしまい、水田の周りの斜面を覆いつくしてしまいます。地域の方は農作業やお勤めの合間を縫ってこの草刈りをされているのです。
今回、制作にあたっては「棚田をドローンで撮影」という依頼で始まりましたが、担当者が「景観を守る人にも光を当てたい」という話をされ、こちらとしても棚田をドローンでというのはどうしても単調になってしまう心配がありましたし、動画に残す意義もあると感じたので、当方の判断で追加撮影させていただきました。
ぎふの棚田21選/佐々良木
ぎふの棚田21選/佐々良木


意外と使えるiPhone


撮影にあたっては地元に文書で事前に配布を行い、見慣れない車やスタッフが地域を歩くことへのご理解をいただきました。結果としてはこれが功を奏して、地元の方にもカメラに収まっていただき、草刈りや稲刈り作業の様子を動画に加えることができました。そうした作業の様子は「iPhone SE2」を使って撮影しています。実力として試したかったことや、担当者からも「仕様にない撮影なのでお任せします」と話をいただいてこともあっての実践投入でしたが、「小回りが利く」「セッティングが早い」とメリットも見つかりました。屋外で光量が十分にあったことや、短時間の撮影だったことも運用上ポイントかと思います。

4日間ほど入りましたが、いついっても必ず誰かが草刈りをされていて、ほんとうに頭が下がりました。草刈りをしていた男性からは
「誰かが草刈りしている音が聞こえてくると、ついこちらも始めてしまう」
と話を聞きました。いろんな人から「三郷の草刈りはレベルが違う」と聞いてましたが、それを支えているのは地域のメンタリティですね。
みなさんも田んぼの斜面に雑草が伸びてなかったら、この話を思い出してみてください。
最近はラジコン式の草刈り機もあるそうです!スマート農業ですね。(300万円くらいするそうです)

ラジコン草刈り機
ラジコン草刈り機